プロポリスなどの薬理活性についての研究で著名な、徳島文理大学薬学部教授 佐藤利夫氏が書かれた論文より「超臨界プロポリスの薬理活性」について書かれてある部分を抜粋して要約しました。
▲ 佐藤教授の書かれた「よいプロポリスの見分け方・選び方- データが語る超臨界プロポリスの凄い薬効」より
薬学的に書かれている部分も多く、単語等わかりにくい部分もありますが、とりあえずは原文のまま掲載いたします。
また、要約したポイントをこちらのページにまとめました。
1) 超臨界抽出法プロポリスは、従来のプロポリスとどこが違うのか

香気成分が残り、酸敗を防ぎ、酸化による着色や酸敗が全く起こらない製法
「超臨界抽出」という言葉については、これを初めて耳にした方も多いかと思われます。この比較的新しい抽出法である超臨界抽出法について、少し説明しておきましょう。
超臨界抽出法は、正確には「超臨界状態の液体を用いる抽出法」という意味です。
ある種の気体は室温から100度程度の温度で数十気圧の圧力をかけてやると、液体の状態で存在します。このような状態を「超臨界状態」といいます。 現在実用的な超臨界抽出法は、すべて二酸化炭素を用いたもので、換言すれば「二酸化炭素抽出法」と言ってもいいでしょう。「超臨界抽出法」の特長として、まず第一に常温では非常に気化しやすい成分、例えば天然香料やコーヒーなどのフレーバーなどの抽出にもってこいです。
この液化二酸化炭素抽出法とも呼ばれる方法は、抽出後に圧力をかけてやれば溶媒の二酸化炭素は気体となって飛んでしまい、香気成分だけが残ります。超臨界プロポリスが、プロポリス独特の芳香に富んでいるのはこのためです。
第二の特長はこの抽出法は完全に「無酸素状態での抽出」だということです。漢方薬用の生薬を水やアルコールで抽出してエキスを作ると、必ずといっていいほど黒褐色になるのは、この空気酸化のせいなのです。超臨界プロポリスがきれいなクリーム色をしているのは、「酸化による着色や酸敗が全く起こっていない」ことを示しています。
» 次ページ 2) その成分は他とは違うのか?」へ進む
